ぱすぴえーしょん
きゃりぱみゅっぽくないすか!?ぽいっしょ!?
パスピエの『演出家出演』、買う前から期待しすぎてたせいかもしれないけれど、
『ONOMIMONO』の方が、いいアルバムだったなあって思う。
全体的に、ひと聴き惚れできる曲がほぼ無い。『S.S.』だけ。
前作ではそれほど目立たなかった「とってつけた感」「パッチワーク感」が目立つ。
『S.S』はいいよ。かっこいいよ。
『名前のない鳥』は、パスピエじゃなくても作れる曲だよね。
『フィーバー』は、サザンの『BOHBO No.5』のフレーズだ!キーボードの風味もそうだよね。
アゲアゲなのはいいけど、新味がないなあって思った。
なんか固定観念持ちすぎな気がすんだけど。似てないでしょ。
で、『シネマ』、これはだいぶ寄せ集めだよね!少なくても個人的には相当なもんだと思うよ。
イントロは、YMO的な感じで始まって、雰囲気はパフュームっぽい…
でもこの辺はまだ「同じ系統の曲」ってだけで別にいいんだけど。
そしてサビはさ、これは森高千里じゃね?って思うんだけど違うかな?
『私がオバさんになったら』をいったん溶かして、また固めたような印象なんだけど。
そして「now on time.」は「ride on time」からだよね。曲名忘れたけど、有名なやつで、あるよね。
…でもね、この曲のサビ、好きだよ。それでも好きだよ。ってか指原1位って、、、今更だけど。関係ないけど。
途中の曲は省略して、『△』。
「三角形の公式で始まる曲は今まで無かった」的なこと言ってたけど、
確かに実際にはないかもしれないけど、そういうのは相対性理論がもう開拓しちゃってるよね。
だから、それに関して特に感想はない。
サビはいいと思うよ。でもジュディマリでなかったっけ?こんな感じのサビ。
あと、やくしまるえつこの声に、やっぱり似てるかも…ううん、どうなのこれ。似てんの?
歌詞と曲調がやくしまるだと、声もやっぱやくしまるっぽく聴こえてくるな。。うーん。でも似てない!
『カーニバル』は、クイーンの『Bohemian rhapsody』のミニチュアに聴こえる。
やろうとしてることが似ているって意味ね。でもやっぱスケールが小さいよ。
それにサビがいいのに(デジャブ感あるけど)、2回目のサビまでわくわくして待ってたらさ、
やっと始まった2回目のサビが転調しててしかも長調になっちゃっててさ、
なによこれ。「そうじゃないんだよ!!」って言いたい気分だわさ。
展開があって面白いのはいいんだけど、短い時間に詰め込みすぎだよ。
確かに桜がいっぱい咲いてはいるけど、全部七分咲きの桜で満開じゃないっていうような、煮え切らない感じ。
パスピエはうまくすると結構日本のバンドとして歴史を残しそうな感じがするけれど、
今作は、そうでもないかな。ちょっとパンチが思ったよりなかった。
…と、何様発言のオンパレードでしたが、通勤電車では毎日パスピエ聴いてます。
ライブも当たればいいなあ。…え?行きます。ライブ。行けるなら。
そこからまた理論モードにもどるかも。
いずれにせよ、アーティストは曲次第。
当たり前のことだけど、これが一番大事だよね。